外来化学療法について
静岡県肝疾患診療連携拠点病院に選定されました
肝疾患診療連携拠点病院とは
厚生労働省健康局長通達で、各都道府県知事あてに拠点病院を選定して、肝疾患に関する医療連携体制の構築と各都道府県に対する情報提供や相談支援の充実を図ることを目的とし、静岡県では2008年に30施設が地域連携拠点病院を選定しております。
そして今回、県全体の肝疾患診療における医療ネットワークの中心となるべく、静岡県肝疾患診療連携拠点病院(以下「県拠点病院」)に順天堂大学医学部附属静岡病院と浜松医科大学附属病院の2施設が選定されました。
県拠点病院の役割
- 専用相談窓口を設置して肝疾患にかかる情報を一般住民や医療機関に提供すること。
- 地域住民を対象とした研修会、市民公開講座を開催すること。
各地域保健所と連絡を取り、肝臓病に対する情報交換会を市民と肝臓専門医を交えて定期的に行うこととします。 - 肝疾患診療の最新情報を医療機関にいち早く連絡すること。
地域肝疾患連携拠点病院と同じ登録表を作成して、肝疾患患者の動向と治療内容をお互いに共有し、質の高い医療に努めます。そのためにも定期的な協議会を開催いたします。
肝疾患診療連携拠点室のご案内
当院では、肝疾患に関する専用相談窓口として、『肝疾患診療連携拠点室』を設置しました。
当窓口では専任の相談員により、肝疾患に関する患者さん、ご家族等からの相談を受けております。電話、面接等により適切な指導及び支援、ならびに地域拠点病院の診療状況等の情報提供を行っております。
まずは電話にてお問い合わせ下さい。
担当医師(肝臓専門医)
| 午前 | 午後 | |
| 月曜日 | 市田 隆文 | 玄田 拓哉 |
| 火曜日 | 市田 隆文 | 平野 克治 |
| 水曜日 | 玄田 拓哉 | 玄田 拓哉 |
| 木曜日 | 市田 隆文 | 平野 克治 |
| 金曜日 | 市田 隆文 | 平野 克治 |
問い合わせ先
電話 : 055-948-5168(直通)
FAX : 055-948-5182
E-mail : liver-d@juntendo.ac.jp
時間 : 10時~16時 月曜日~金曜日(祝祭日を除く)
肝疾患連携拠点外来の設置
診療日時 : 毎週金曜日 9時~17時
申込方法 : 予約制で電話予約も可(肝疾患連携拠点室:055-948-5168)
担当医師 : 市田隆文
講演会・研修会開催
【肝炎予防・医療講演会】
| 日時 | 2010年7月10日(土) 14:00~16:00 |
| 場所 | ぬまづ健康福祉プラザ サンウェルぬまづ 大会議室 沼津市日の出町1-15 ※会場の駐車場に限りがありますので、公共交通機関利用をお願いします。(会場向かいにバス停があります) |
| 内容 | 『ウイルス性肝炎の予防・早期発見と最新治療情報』 平野 克治 先生 (順天堂大学医学部附属静岡病院 消化器内科医師) |
| 申込み方法 | 東部保健所地域医療課まで、電話又はFAXにより7月2日(金)までに申し込みください。 受講料 : 無料 |
| 問い合わせ | 東部保健所 地域医療課 TEL/055-920-2109 FAX/055-920-2194 |
【市民公開講座 in 三島 消化器がんの病態を知って、自らふせごう、治そう!】
| 日時 | 2010年6月27日(日) 開演14:00(開場13:30) |
| 場所 | 順天堂大学保健看護学部 1階・11番教室 三島市大宮町3丁目7番33号(JR三島駅から徒歩7分) |
| 内容 |
|
| 申込み方法 | 自由参加、先着200名 |
| 問い合わせ | 順天堂大学医学部附属静岡病院 肝疾患診療連携拠点室 TEL/055-948-5168(月曜日~金曜日 10時~16時 (祝祭日を除く)) |
その他肝疾患関連情報
- C型慢性肝炎に対するインターフェロン療法
収入に合わせたインターフェロン治療の公費助成制度(各地域保健所に相談コーナーがあり、そこで尋ねて関係書類を取り寄せて下さい)と臨床試験(治験:製薬会社と病院、国が連携した新規薬剤の治療で、認可まで数年かかる最新治療が受けられる制度)ならびに一般の保険診療でインターフェロン治療を受けることができます。十人十色の患者に合わせた最適な治療法を専門医として説明いたします。また、治療開始後は開業医や地域基幹病院と連携を組んで治療計画を立て実践することができます。 - B型慢性肝炎に対する核酸アナログ製剤治療
ウィルスは消失しませんが、ウィルス量が激減し肝炎が鎮静化されます。ただ、使う使わないは専門医の目が必要です。 - 肝がんに対する早期発見と治療
ラジオ波焼却療法から肝切除、塞栓療法、肝移植と引出(ひきだし)がたくさんあります。患者さんの背景、肝予備力、肝がんの性質でどの治療法が適切かを判断いたします。 - 脳死肝移植の推進と生体肝移植の標準化
生体肝移植5、000例以上、脳死移植は65例とアンバランスです。イスタンブール宣言で自国の移植は自国で行うことが声明されています。寄付を募って海外で移植することはもはや不可能です。脳死肝移植を積極的に推進するのが本筋だと思います。ちなみに肝がんはすでにわが国で800例もの方が肝移植を受けています。 - メタボリック症候群と関連のあるNASH(非アルコール性脂肪性肝炎)の診断と治療
脂肪肝の一部がNASHで、それらは肝硬変や肝がんに進行することが判明してきました。肥満、糖尿病が深く肝臓病と関わっていることをどうぞ知っていてください。 - 薬剤性肝障害
不必要な健康食品、輸入ダイエット食品の服用などで重篤な副作用として肝障害、劇症肝炎を経験します。通常の薬剤も肝障害を簡単に引き起こします。長期間、お薬を内服している方は定期的な肝機能検査が必要です。 - その他肝疾患に関する疑問について
原因不明の肝疾患はほとんどありません。どうぞ、診断がつかないで肝炎だけとか、肝機能異常との指摘を受けたが治療を受けていないとか、毎回同じ薬だけで何年も経過しているとか、少しでも違和感を感じたら一度専門窓口にお尋ね下さい。静岡県内の医療機関における肝疾患の治療水準の向上と均てん化を推進するのがこの拠点病院構想の根幹であります。 - 静岡県での日本肝臓学会の認定施設
日本肝臓学会のホームページに記載されています。静岡県では浜松医大、聖隷浜松病院、県西部浜松医療センターと順天堂大学医学部附属静岡病院の4施設です。 - お役立ちリンク
・静岡県:肝炎治療特別促進事業について
・厚生労働省:新しい肝炎総合対策の推進
・国立国際医療センター:肝炎情報センター
