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インフォームドコンセント 3 満足度調査
~ 担当医を評価する ~
本院は昨年4月「外来患者の満足度アンケート調査」を実施しました。病気や検査の説明について、約半数の患者が満足していると答えてくれたのですが、未回答、不満が一割程度ありました。「医者の十分な説明と患者の同意」と訳されるインフォームドコンセント(IC)で重要なのは「医者による病気や検査についての十分な説明」であることは言うまでもありません。
本院のような大学病院では医師数が非常に多く、整然とした組織型の診療体系を引いています。このため、直接の担当医は若い医師の場合が多いのです。本院は、教授、准教授、講師、助教、助手ら120人の医師に対して、40人の研修医がいます。研修医は6年間の大学生活を終え、医師免許を取得した後、さらに2年間、医療現場で研修を積んでいます。
最初の1年間は内科6カ月、外科3カ月、救急3カ月、2年目に小児科、産婦人科、精神神経科、地域医療などの各科で実地研修していきます。その後、さらに専門性を高めて、それぞれが専門医として診療に当たることになります。
さまざまな診察や注射、採血などの実技ともに、指導医が研修医に対して、問診の仕方などで患者とのコミュニケーションの重要性を伝えています。
患者は担当医師について、次の点で評価してみてください。
- 患者を人間として尊敬しているか
- 親切で丁寧に応対してくれるか
- 治療などの点で理解できることばで説明してくれるか
- 平静な心を持ち、客観性を失っていないか
若い医師にとっては、どのように話せば患者に理解してもらえるのか、好印象を与えるのにはどうしたらいいのか悩むことが多いのです。最近では、大手デパートの営業担当者から接客についての研修を実施しています。若手の優秀な研修医を次代を担う専門医に育っていくために、患者からの鋭い質問、適切なアドバイスが重要です。患者が医師を育てていくのです。
ICで患者は医療側の説明に納得でき、満足できるか。患者の役割も大きいのです。
この記事は2005年3月20日現在の状況を元に作成されたものです。
その後さまざまな変化があることはご了承ください。
