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セカンドオピニオン 1
~ 安心を得て主治医へ ~
セカンドオピニオンは読んで字の如く、2番目の意見、つまり主治医ではない別の医者の客観的な意見を聞くことです。しかし、セカンドオピニオンと言っても、市民権を得ていないし、医者でさえ誤解している人もいるくらいです。
本院ではインフォームドコンセント(医者の十分な説明を受け、患者が同意する)をする際、セカンドオピニオンを希望するかどうか聞きます。
「セカンドオピニオンを希望します。」そうおっしゃる患者には紹介状(診療情報提供書)、CT、心電図、内視鏡フィルムなどの画像診断データ、病理診断記録などを手渡します。CTなどの画像診断データはコピーではなく病院に保存すべきものを渡しますから、セカンドオピニオンが終えましたら、返却してもらいます。セカンドオピニオンに際して、他病院を受診するのですから、初診料、紹介患者加算、およびフィルム等の読影料が患者の費用負担となります。
患者が希望する病院が県立静岡がんセンター(長泉町)の場合は、こちらから、静岡がんセンター医療連携室に予約を取り、患者がそちらへ行く旨を連絡します。東京、静岡などにある病院の場合には患者に直接、手渡します。
セカンドオピニオンを担当する医者は、ファーストオピニオンを行った主治医の画像記録、病理検査記録がありますから、同じ検査をする必要はありません。セカンドオピニオン担当の医者は患者が持ち込んだ画像診断記録を読影し、主治医と意見が分かれるかが決め手です。もし、疑問があれば、セカンドオピニオンでも、確実な診断を行うために新たな検査をすることもあります。
セカンドオピニオンの医者が主治医の意見と全く同じ場合、患者は原則的に主治医のところに戻って治療を受けるのがルールです。
「セカンドオピニオンを受けてとても安心できました」。そんなふうに話し、最初の主治医の治療を受けるようにしましょう。ところが、現在ではセカンドオピニオンを受けた病院で、そのまま治療を受ける場合が多いようです。
その点で、セカンドオピニオンが誤解されています。患者の側も、セカンドオピニオンのルールを尊重する必要があります。
この記事は2005年4月10日現在の状況を元に作成されたものです。
その後さまざまな変化があることはご了承ください。
