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患者の権利
~ 自己責任で病気と闘う ~
本院は2003年、玄関入り口や待合室に大型画面のプラズマディスプレー3台を設置しました。患者の権利とお願いを知ってもらうことが大きな目的です。 まず、患者の権利について説明します。
- 個人の人格を尊重した診療を受ける権利
- 信頼に基づく医療を受ける権利
- 個人情報保護の権利
- 納得のいく説明と情報提供を受ける権利
- 自らの意思で検査・治療法などを選択あるいは拒否する権利
内容は抽象的ですが、これを患者の権利と本院は考えています。プラズマディスプレーで反復して流していますので、患者はいつでも、画面で権利を確認できます。
最近、よく耳にする「インフォームドコンセント」と密接に関係しています。ただ、具体的でないだけに、どこまで理解されているのか非常に難しいことも事実です。
現在でも、専門的知識を有する医師が優位に立ち「自分の親兄弟であればどうするか」の観点、すなわちパターナリズム(温情的父権主義)による医療が行われている現場が見受けられます。インフォームドコンセント、セカンドオピニオンなど患者が優位に立って医療を考える時代になっています。患者が自らの権利を自覚するところから始めてほしいのです。
医療は患者と十分な信頼関係を持ち、患者と医師は対等な関係を基礎として成り立たなければ、よりよい医療を望むことはできません。
患者は担当医師から、病気の診断、治療法、予後について情報を得ます。不幸な医療ミスをはじめ、多くの医療現場で信頼の損なわれる事例が見受けられます。
患者が医療と賢く付き合っていくために病気と治療法を正しく理解することが求められます。十分な情報を患者に与えるとともに、患者も自己責任で病気と闘わなければなりません。患者は、患者自身の権利を自覚すべきです。
患者の権利
1981年、世界医師会連合はリスボン宣言を採択し、患者の権利として11項目を決めました(95年改訂)。
- 良質の医療を受ける権利
- 選択の自由の権利
- 自己決定権
- 情報を得る
- 機密保持を得る
- 尊厳を受ける権利 等
リスボン宣言を尊重、日本の個々の病院でも患者の権利を提示するようになっています。
この記事は2006年3月26日現在の状況を元に作成されたものです。
その後さまざまな変化があることはご了承ください。
