ステント
ステントとは金網で出来た筒状のもので動脈硬化により狭くなった血管の治療に用います。血管の内側からしっかりと血管を広げるように裏打ちする様な仕組みです。最初はバルーンカテーテルの縮んだ状態の風船にぎゅっと圧縮して載せてあります。その状態で血管の狭くなった部分へガイドワイヤー伝いに送り込み、バルーンカテーテルの風船を拡張することにより狭窄を解除します。
一番の弱点は再狭窄といって、治療後約半年で3割程度の患者さまで拡げたところが再び狭くなる現状です。しかし、1年前から再狭窄を抑制する薬剤を塗ったステントが登場し最近では再狭窄を起こすことがなくなってきました。もちろん、医師の指示通りにきちんと血液をサラサラにするようなお薬を服用することも以前にもまして必要となります。
循環器科 講師 諏訪 哲
