白血病と悪性リンパ腫の新しい治療(分子標的療法)
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急性骨髄性白血病
急性骨髄性白血病のなかの急性前骨髄性白血病に対して、ビタミンAの誘導体であるベサノイドという飲み薬が著効することが中国で発見されて、それ以後全世界でこの薬が使われ、長期生存者が驚異的に増加しています。
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慢性骨髄性白血病の治療
今まではインターフェロンの注射等の治療や骨髄移植療法しかなく、亡くなることが多かった病気です。最近開発されたのは、グリベックといって、この病気の根本的な異常である蛋白質を阻害する飲み薬です。まだ発売されて数年しかたっていませんが、大変効果が優れており、患者様の生活の質(QOL)は格段に向上しました。
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悪性リンパ腫
特にB細胞型の非ホジキンリンパ腫瘍に対して、数年前よりリツキサンという薬が発売されました。B細胞のリンパ腫瘍に90パーセント以上みられる、CD20に対する抗体で、副作用が少なく、効果が優れています。
このように、血液の悪性腫瘍の治療はここ数年で画期的な進歩がみられ、多くの人々がその恩恵を受けています。
血液内科 准教授 小池 道明
