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災害時こそ、母乳育児が重要です!
地震や水害などの災害が起こると赤ちゃんとママには、特別な支援が必要です。なかでも乳幼児の食べ物である母乳が継続できるような支援や粉ミルクの適正な利用が重要になってきます。
災害時母親のストレスで母乳が減り、母乳育児が出来なくなるという考えかたから、粉ミルクや哺乳瓶の備蓄や携帯が勧められていますが、現実にはそれは大きなリスクをはらんでいます。
- 哺乳瓶などを清潔に洗浄したり、消毒したりすることができないかもしれません。
- 粉ミルクや安全な水、お湯、哺乳瓶などが常に手に入るとは限りません。
- 冷蔵庫が使えなければ、調乳済みの人工乳を保管できません。
- 人工乳を与えることで、直接乳房から飲ませる回数が減り、そのせいで母乳の量が減ってしまいます。
- アレルギーのある場合は、粉ミルクを与えることでアレルギー症状がひどくなるかもしれません。
災害時だからこそ母乳育児をしましょう
- 母乳に含まれる免疫のおかげで、災害時に広がりがちな感染症から赤ちゃんを守ることが出来ます。
- ストレスやショックで一時的に母乳の出が悪くなったとしても、普段より吸わせることで、分泌量はほとんどの場合元に戻ります。
- 母親が十分に食べられなくても、短期間であればそれまでと変わらない栄養分を持った母乳が分泌されます。
- 母乳が足りているかどうかの目安(1日に5-6回の尿、生後6週間くらいまでは1日3回以上の便など)を知っておきましょう。不安から粉ミルクを不必要に足さないようにしましょう。
- 出産後1年以上経っていても、母乳には免疫はもちろん栄養価値も十分にあります。安全な水や食事が手に入るまでの期間、幼児も母乳だけで切り抜けることができます。
人工栄養が必要な乳児の場合の安全な調乳法
人工栄養児にはもちろん安全な人工乳が必要です。以下のことに注意して安全な調乳を心がけましょう。
- 清潔な水と洗剤で洗った容器、できれば消毒した容器を使います。きちんと洗わず消毒液につけただけでは、かえって不潔です。
- 人工乳首は洗浄が難しいため、十分な洗浄ができるようになるまでは、授乳には小さなコップを使うのが望ましいでしょう。(哺乳瓶を使用するのではなく、調乳したミルクや母乳はスプーンや小さなコップで飲ませることができます。これは生後すぐの赤ちゃんでも安全に行えます。消毒ができないような状況下では、使い捨ての紙コップが便利です)
- 調乳の際は、粉ミルクの缶に記載されている説明文を読み、粉ミルクとお湯は正確な割合で調乳します。
- 2時間以内に使用しなかったミルクは捨てましょう。
