整形外科
整形外科はよく形成外科と間違えられますが(美容外科とも違います)、別名運動器科とも呼ばれ頭部・顔面、胸・腹腔内以外の外科疾患が守備範囲になります。
具体的には頚椎から仙骨までの脊髄疾患(椎間板ヘルニア 脊柱管狭窄症 脊髄すべり症 脊髄腫瘍、脊髄・脊椎外傷など)、末梢神経、四肢の関節疾患(変形性関節症 各関節炎)、骨・筋肉・腱・靱帯の外傷・障害・腫瘍を扱います。
外来部門
外傷などの救急疾患は併設の救命救急センターにて24時間体制で治療をおこなっています。
一般外来は手術日の火・金曜日以外は午前中に3診、午後に1診の体制です。
特別診は膝・スポーツ診を平成8年より、脊椎診を平成11年より、(全て予約制)おこなっております。
膝・スポーツ診は金曜日の午後にスポーツ外傷・障害の診察、実際のスポーツ指導、フォームの改善、また内視鏡を使用しての半月板切除・縫合や靱帯再建手術の術後患者さまや変形性膝関節症の術後患者さまの経過観察をおこなっています。
脊椎診は水曜日の午後に脊椎手術の術後患者さまを中心に診察をしています。特に当科では椎間板ヘルニアに対して内視鏡視を使用しての椎間板切除術を平成11年12月より導入し、傷跡も小さく、術後の早期退院が可能となりました。
これら特別診察は当科の一般外来診察を受けられて担当医に希望を伝えてください。適応がある方には、予約をします。
病棟部門
当科のベッド数は一般病棟51床、救命救急病棟8床の59床です。年間800例以上の手術件数をこなしています。1週間に15例以上の手術と検査入院で年間1000例を超える入院があり、入院待ちは常時80人を超えています。従って、入院までの待機時間の長期化、手術後に早期退院、転院をお願いしているのが現状です。そこで、疾患によっては地域連携病院と共通の治療指針を関係病院全参加の会議で決めた治療・看護方針の実行を平成18年から導入し、より良質の手術とリハビテーションを実現に向けて試行錯誤を続けています。
現代の整形外科で扱う疾患は先天性疾患が減り、外傷と退行性疾患で大部分を占めるようになっています。従って一部の疾患を除いて患者さまの様々なニーズに合わせて、治療をあわせていくことが可能です。我々医療サイドからのいくつかの提案から積極的に自分にあった選択をしてください。
今後も整形外科では患者さまの希望に添った負担のかからない医療を提供していきたいと考えています。
