心臓血管外科
静岡病院心臓血管外科は平成2年(1990)4月に開設され、本年で14年目を迎えました。
順天堂大学医学部胸部外科より田中淳教授が就任し、同年4月18日に第1例手術が施行されました。虚血性心疾患、弁膜症、大血管の外科を中心に、手術数は増加、内容の進化と着実な伸びを示し、平成17年(2005)には、140件の手術症例となりました。
最近では、心臓を動かしたままバイパス手術を行う「心拍動下冠動脈バイパス術」や、人工弁を使わないで弁膜症を治療する「弁形成術」を積極的に行い、良好な成績をおさめています。
近年、生活習慣の変化に伴う動脈硬化性疾患の患者数が増加の一途をたどっており、 今後更に心臓血管外科へのニーズは高まるものと推測されます。我々は、順天堂大学医学部心臓血管外科(東京・御茶ノ水)との連携のもとに頻繁にカンファレンスを行い、安全かつそれぞれの患者さまにあった治療を選択しております。また、最先端の医療技術を提供し、より早期の社会復帰を目指した医療を心掛けております。
順天堂静岡医院 心臓血管外科は、順天堂グループの連携のもとで
- 安全・確実な治療
- 最先端の医療の提供
- 患者さまの負担を少なく
- 手術後早期の社会復帰
をモットーに治療に取り組んでいます。
患者様とご家族の皆様へ
当科は平成2年(1990)4月に開設され、心臓血管外科手術が幅広く行われるようになりました。特に、冠状動脈バイパス手術においては、平成15年(2003年)度以降、人工心肺を用いない心拍動下バイパス手術を積極的に行い、平成17年(2005年)には年間60例となりました。特に、低左心機能(左心室駆出率30%以下:9例/年)や慢性腎不全症例(人工透析:10例/年)など重症例が多いのが特徴です。極めて困難な手術症例の場合には、順天堂医院(東京・御茶ノ水)で合同カンファレンスを行い、天野篤教授はじめ新浪博助教授など担当手術チームを組織し手術が行われています。
患者様・ご家族が伊豆から遠く離れた病院で入院治療することなく、できるかぎり可能な高度最先端の医療を静岡病院で提供できるように努力しています。
