お薬質問コーナー
Q1.体内に入った薬のゆくえと薬の作用が現れるしくみ
A.
飲み薬は胃や腸で消化液などに溶けてから体内に取り込まれます。その後血液にのって全身をめぐり目的の部位に運ばれて効果をあらわします。そしてそのままあるいは肝臓などで他の物質に変化した後、腎臓から尿中へ出されたり、肝臓から胆汁へ出された後、腸管より便として体外に出されたりしています。
Q2.食前・食後・食間とはいつのこと?
A.
食前-食事をする30分位前
食後の急激な血糖値の上昇を抑えたり、食事による影響を避けたり、食事性のアレルギーを予防するなど食事そのものをターゲットにしている薬であるため食事の30分位前に服用して下さい。
食後-食事が終わってから30分以内
食物や消化液を利用することによって効果を発揮または持続させたり、食物が緩衝剤となって胃粘膜を荒らすのを防いだりするなど食事に伴う状況を利用しているため食事が終わってから30分以内に服用して下さい。
食間-食事が終わってから2時間後
食物による影響を避けるため空腹という状況を利用します。消化の済んだ‘食事が終わってから2時間後’に服用してください。‘食事の途中で薬を飲む’ということではありません。
※ このように薬の服用時間は副作用を防ぐため又適切な効果を得るために十分考慮して決められています。必ず守って下さい。
Q3.薬の副作用はなぜ起こるのか?
A.
薬の投与量が多かったり、他の薬物の影響を受けたり、体質などにより目的とする作用が強く出てしまうと副作用は起こります。又薬は1つの作用だけではなくいろいろな作用を併せ持っているため、目的とする作用以外の作用が出てしまい副作用が起こることもあります。薬に対して生体が異常に反応し攻撃することにより‘薬物アレルギー’として現れることもあります。
しかし、副作用はすべての人に現れるわけではなく万が一副作用が現れても薬を中止すれば治るのでいつもと変わった症状が現れた方、以前薬によるアレルギーや副作用を起こしたことがある方はお知らせ下さい。
