循環器科
経験すべき疾患・病態
- 心不全
- 狭心症、心筋梗塞
- 心筋症
- 不整脈(頻脈性不整脈、徐脈性不整脈)
- 弁膜症(僧帽弁膜症、大動脈弁膜症)
- 動脈疾患(閉塞性動脈硬化症、大動脈瘤)
- 静脈・リンパ管疾患(深部静脈血栓症、下肢静脈瘤、リンパ浮腫)
- 高血圧症(本態症、二次性高血圧症)
当科の特徴
循環器科は虚血性心疾患を中心に、不整脈、弁膜症、心筋症、高血圧症、脈管疾患、先天性心疾患などの多彩な症例を扱っている。
特に当科の特徴は急性心筋梗塞、不安定狭心症、致死性不整脈、急性大動脈解離、急性肺血栓塞栓症などの急性期治療を要する疾患に対してチームとして24時間体制で治療にあたっている。
研修内容と方法
医局員11名(うち循環器専門医5名)で年間900人前後の入院患者(そのうち急性心筋梗塞は年間150例以上:2.4日に1人の割合)の治療にあたり、CCUの7床をフル稼働して、急性期治療を行っている。
24時間体制のため、昼夜問わず、緊急冠動脈造影検査を施行して、積極的に再灌流療法を試みている。
またCCUと同等の装備のあるドクターヘリ、mobile ccuを利用し、近隣の医療機関と連携して、超急性期治療を行っている。
したがって、当科の最大の特徴としては、日常一般の診療活動に加え、3次救急に主眼を置いて、労を惜しむことなく、診療、治療にあたることである。このことは本学の精神のpatient orientedの方針に基づくものでもある。
指導体制
当院伊豆半島の基幹病院であり、数多くの急性期治療を経験するには格好の研修施設といえる。また医局員は各自専門分野も有しているので、一通りの循環器の手技をトレーニングできる。
しかも、研修医は指導医局員のもとで、各種心疾患患者を積極的に多数受け持ち、病態生理、治療指針、Evidence-Based Medicine(EBM)を学ぶ。
週1回の総回診には積極的に参加して、患者の立場に立ち、かつ質の高い医療を目指した治療方針の決定を図り、速やかに実行に移すことを心がけ診療にあたる。
また、心臓血管外科とは、週1回の合同カンファレンスにおいて手術の適応を検討して、外科医との連携の重要性も理解していく。
以上のように当科は非常にやりがいがあるので、積極的に研修することを切に望む。


