メンタルクリニック
研修目標
一般精神医学とコンサルテーションリエゾン精神医学の基礎を学び、身体面のみならず精神面からも患者の訴えや症状を診る能力を養い、一般身体医学やプライマリケアにおいて精神科的対応が求められる場合に必要な知識と技能を身につける。また精神科的問診や面接の技法の中から患者とのコミニュニケーションの技法などを習得し、一般科においても援用できることを目標とする。
近年精神科に対するニーズは高く、その扱う領域も多種多様化していることを踏まえて、精神分裂病や躁うつ病などの従来の代表的精神科疾患のみならず、増加しているストレス疾患や痴呆性疾患、ターミナルケアなどへの対応もできるようになることを目標とする。
研修計画
児童思春期から老年期にかけて幅広い年齢層の患者を対象に、従来の精神科疾患すべてについて学ぶ。特に高齢者によく見られる、うつ病(depression)、認知症(dementia)、せん妄(delirium)の3つのDの鑑別方法と治療法、そして接し方を十分身につける。また膠原病や代謝内分泌疾患に伴って生じる症状精神病の診断と治療、慢性疼痛患者に対する向精神薬の使い方を修得する。
精神科研修で経験できる主な疾患や病態は以下の通りである。
- うつ病
- 統合失調症
- 認知症・せん妄
- 身体表現性障害
- 症状精神病
- 不安障害
指導体制
日本精神神経学会専門医制指導医,日本精神病院協会臨床研修指導医,精神保健指定医などの資格を有する常勤医3名が直接指導にあたり、外来診療と病棟診療から一般精神医学とコンサルテーションリエゾン精神医学の基礎を学ぶ。外来では患者の予診を録るとともに指導医の外来に陪席する。病棟では原則として研修医一人に指導医一人が指導にあたり、研修医は患者の主治医として担当する。科全体として毎週回診を行い各症例についてディスカッションする。またケースカンファレンスや抄読会も開かれる。また当院は一般精神科病棟を有さないため、協力病院である沼津中央病院にて一般精神精神科入院患者について研修する。
同病院は社会復帰施設およびプログラムが充実しており、精神疾患患者の社会復帰や地域支援体制についても勉強できる。また同病院は夜間救急も担当しており、精神科救急患者についても研修できる。


